新春恒例書き初め大会
令和二年の新春書き初め大会が、一月七日阿武松部屋で行われた。
まずは阿武松親方が「千里の道も一歩から」と書いた。これから新生阿武松部屋が隆盛していくためには、しっかりと足下を見つめて、一歩一歩着実に歩を進めていくとの決意であろう。
不知火親方は「一心不乱」と書いた。協会の仕事にせよ、力士への指導にせよ、神経を集中していくことを己れに課しての言葉であろう。
おかみさんは「絆」と書いた。部屋全体がワンチームになって、前進していってほしいとの願いが込められている。
阿武咲関は「己」と書いた。今年は阿武咲関にとってまさに正念場の年。飛躍をするためには、自分を身失なわないことが大切であるとの意であろう。
慶天海は「やるしかない」と書いた。今年にかける並々ならぬ決意がほとばしる。以下各力士・床山が今年にかける思いをそれぞれ筆に託した。
また小川清彦明治大学相撲部監督は「心が前」と書いた。各力士へエールであろう。昨年同様部員だった元亀とツーショット。阿武松親方の恩師本郷公子さんは「一意専心」の言葉を力士達へ贈った。また中山三佐子さんは「感謝」、野川律子さんは「成」、阿武松親方の兄中西敏樹氏は「生きる」、そして毎年書き初めの指導をして下さっている下道貫法氏は「草むしり」と、それぞれ今年にかける思いを書いた。
またこの日稽古に訪れていたキッズ阿武松の樽谷正輝君は「万里一空」(目標に向かってぶれない)、西崎和沙飛君は「右文左武」(文武両道)、西崎想馬君は「上下左右」と書いた。想馬君のはどんな目標なのかな?。